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霧島連山を歩く

 7月に新燃岳を除き登山ができるようになったので10月5日高千穂峰を歩く。2011年1月の噴火で降った火山灰の道を河原登山口から歩き、樹林帯を抜けるとズルズル滑り歩きにくい道を、露岩を探し登る。度々休憩を取りツクシアザミに癒されながらやっと御鉢の火口縁にでる、辺りを眺めながらしばし休憩。
 火口縁から少し下ると白い花が付いたイタドリ見られる、実が付き赤く成ると(赤い花に見える)メイゲツソウ(明月草)と呼ばれている。再び火山灰に覆われた急こう配の道を登り、天の逆鉾ある高千穂峰(二等三角点1573.4m)到着。南に微かに桜島の噴煙、北には中岳、岩頭が耳に見えうさぎの形の新燃岳その向こうに韓国岳が望まれ、東には宮崎シーガイヤも見られた。
 下りは露岩を避け、マスクも着け火山灰の砂煙をあげ慎重に降りる。霧島神宮故宮址、ビジターセンターにも立ち寄る。
  高千穂河原登山口12:30~御鉢の火口縁14:20~15:00高千穂峰15:25~ビジターセンター17:00、7km、12,000歩、晴れ

霧島神宮故宮址から御鉢を眺める
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御鉢への登山道
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御鉢火口縁から高千穂峰
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御鉢火口縁の登山道
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ツクシアザミ
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メイゲツソウ、赤くなるのは種子で花は白
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天の逆鉾・高千穂峰
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テンナンショウ天南星(マムシソウ)
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 6日は韓国岳へえびの高原から歩き始める、石段を歩き硫黄山で休憩、噴火の際、風向きが幸いしてこちら側には降灰は殆んど無く昨日より歩き易い。3合目を過ぎると樹林帯から低灌木に変り、振り返るとえびの高原が眼下に眺められる。5合目の広場で大休憩、大浪池を眺めながら登る、大きな爆裂火口の西側に一等三角点がある韓国岳に出る。
 周りの景色を楽しみながらゆったりと昼食とする。南東に火口湖がある大浪池、南西に噴煙を上げている新燃岳その向こうに昨日登った高千穂峰が広がっている。爆裂火口は深さ300m断崖絶壁から身を乗り出すと引き込まれそうだ。
 大浪池へは延々と続く木の階段を標高差400m、滑らないようにゆっくり休み休み下る。ここから日本一高い火口湖を西回りに、休憩所の分岐まで展望や足元のアキノキリンソウ、ホソバリンドウを楽しみ歩く。更に樹林帯の登山道に、斜めに張られた石畳があり滑らないように歩き登山口に出る。
えびの高原9:30~5合目10:30~11:15山頂11:55~避難小屋13:00~休憩所13:53~登山口14:35、5km、13,000歩、曇り

硫黄山から韓国岳(右側)
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硫黄山
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爆裂火口
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新燃岳その向こうに昨日登った高千穂峰
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大浪池の東西分岐
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大浪池火口湖
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アキノキリンソウ
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ホソバリンドウ
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分岐から大浪池火口湖と韓国岳
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by masa32jk3mce | 2012-10-08 14:59
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